指導者には、ラグビー憲章と合わせて教育されます。
ボールを持った格闘技だと言われるラグビーならではの部分もありますが、子供にラグビーをやらせようとするお父さん、お母さんには、是非 知っておいて欲しい言葉です。
3つのF
1. Fight、闘争心
ロッカールームで気合いを入れて、グラウンドに立つ時には、チームのために身体を張る覚悟が必要です。テストマッチ(国と国の代表の戦い)の国歌斉唱では、感極まって涙しているプレーヤーの姿も目に付きます。
闘争心無くして、身体を張ったタックル、プレーは出来ません。相手をやっつける、叩きのめすと言うよりは、自分を奮い立たせるためのものが多いです。
怖がらずに、諦めずに、勇気をもってプレーすることを教えてあげて下さい。
2. Friendship、友情
敵では無く相手と言います。相手がいないとラグビーは出来ません。ゲームが出来るのは、相手がいるからみそ。相手に感謝をし、全力で戦います。手加減無用です。力の差があっても、力を抜かないで、全力でプレーすることを教えてあげて下さい。
ゲームが終わったら、もう仲間です。お互いの健闘、全力のプレーを讃えましょう。Three cheers for 〇〇 Rugby Football Team! Hip! hurrah! Hip! hurrah! Hip! hurrah!、フレーフレー〇〇ラグビー・チーム! フレーフレー〇〇ラグビー・チーム! フレーフレー〇〇ラグビー・チーム! フレーフレー〇〇ラグビー・チーム!
3. Fair Play、正々堂々と
イングランド Englandで始まったラグビー。元々はレフリーはいなかったそうです。微妙な判定は、両チームのキャプテンが協議して決定していたそうです。なので、反則しないプレーが前提です。
レフリーに見えないから、反則しても良いかなんてのは、良い訳ありません。勝利至上主義になってきてからは、不快なプレーも出て来てしまうのは、悲しく残念です。
正しくプレーをすることを指導して欲しいです。正しいプレー≠勝つプレー ではありません。
本気になるからこそ面白い、本気になれるからこそ面白くて楽しいのがラグビーです。