2018年03月09日

ラグビーの精神、3つのF

ラグビーの精神を表す言葉に、3つのFがあるので紹介します。
指導者には、ラグビー憲章と合わせて教育されます。

ボールを持った格闘技だと言われるラグビーならではの部分もありますが、子供にラグビーをやらせようとするお父さん、お母さんには、是非 知っておいて欲しい言葉です。

3つのF

1. Fight、闘争心
ロッカールームで気合いを入れて、グラウンドに立つ時には、チームのために身体を張る覚悟が必要です。テストマッチ(国と国の代表の戦い)の国歌斉唱では、感極まって涙しているプレーヤーの姿も目に付きます。

闘争心無くして、身体を張ったタックル、プレーは出来ません。相手をやっつける、叩きのめすと言うよりは、自分を奮い立たせるためのものが多いです。

怖がらずに、諦めずに、勇気をもってプレーすることを教えてあげて下さい。
赤山_慶常 合同練習.jpg
2. Friendship、友情
敵では無く相手と言います。相手がいないとラグビーは出来ません。ゲームが出来るのは、相手がいるからみそ。相手に感謝をし、全力で戦います。手加減無用です。力の差があっても、力を抜かないで、全力でプレーすることを教えてあげて下さい。

ゲームが終わったら、もう仲間です。お互いの健闘、全力のプレーを讃えましょう。Three cheers for 〇〇 Rugby Football Team! Hip! hurrah! Hip! hurrah! Hip! hurrah!、フレーフレー〇〇ラグビー・チーム! フレーフレー〇〇ラグビー・チーム! フレーフレー〇〇ラグビー・チーム! フレーフレー〇〇ラグビー・チーム!
神高_相模.jpg
3. Fair Play、正々堂々と
イングランド Englandで始まったラグビー。元々はレフリーはいなかったそうです。微妙な判定は、両チームのキャプテンが協議して決定していたそうです。なので、反則しないプレーが前提です。

レフリーに見えないから、反則しても良いかなんてのは、良い訳ありません。勝利至上主義になってきてからは、不快なプレーも出て来てしまうのは、悲しく残念です。

正しくプレーをすることを指導して欲しいです。正しいプレー≠勝つプレー ではありません。
東道大相模高校.png
本気になるからこそ面白い、本気になれるからこそ面白くて楽しいのがラグビーです。
posted by RUGBY ALL OUT大好き at 18:48| Comment(0) | ラグビー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年01月05日

ラグビーは未来を創り出すスポーツ

ラグビーをやっていたり、観ていたりすると、スペースと言う言葉を耳にしたことがあると思います。スペース Spaceとは、宇宙のこと。スペース・シャトルとかで使われます。
スペース 1.jpg
でもありますが、ラグビーで使う場合は、空間と言う意味で使われます。

ところで、
時間の反対言葉(対義語)って知っていますか?

➡(話の流れでお判りと思いますが)
空間なのです。

ボールを持っている攻撃側は、ボールを持っている人・場所がトライへの最短距離です。ボールを持って真っ直ぐ前に進むことが、トライへの近道です。

ところが、それは、相手の防御側にとっても同じこと。ボールを奪えたら、大チャンスとなるのです。なので黙って道を空けてくれたりはしません。

ラグビーは先に点を取った方が勝つ競技では無く、前半40分、後半40分の80分間(高校生は60分間など時間は試合によって異なります)に沢山得点した方が勝つ競技ですので、体力の消耗を少なく、相手防御のいないスペースにボールを運ぶことが、ボールを前に進めるのに有効です。

ボールを前に進める方法は、
 持って走る か キックを蹴る。
スペースにボールを運ぶ方法は、
 持って走る か キックを蹴る
 又は パスをする。(自分より後ろの場合)

相手防御のいない、空いているスペースを見つけることが、とっても大事なのです。それも瞬時にです。そして見つけたスペースにボールを運ぶスキル(技術)が必要です。走り込む、パスをする、キックを蹴るの基本スキルをしっかりと身に付けましょう。

こんな状況だったら、どう攻めますか?
スペース.jpg
➡正解は一つだけではありません。
悩んでいる暇はありません。相手FL(フランカー)の祇園がタックルに来る1~2歩の間に判断しないといけません。
・しっかりと当たる
・当たる直前に左にズラす
・当たる直前に右にズラす
(後ろから味方のサポートがあれば)
・タックルに入らせて、ボールをつなぐ
・    〃    、オフロードパス
などなど
スペース創出.jpg
今あるスペースは、数秒で無くなってしまうかもしれないし、数秒後に新しいスペースが出来るかもしれません。つまり今の空間は固定されたものでは無く、時間が経過することによって変化をします。自らボールを持ち込むことによって、新たなスペース空間を創り出すことも出来るのです。

新入社員研修、小集団活動でやったKYTみたいです。
KYT:Kiken Yochi Training 危険予知訓練
迫り来る危険を想定して、危険に巻き込まれない様な未然の防止策を立案して、日々の業務にて活動を行う。


迫り来る相手防御のタックラーを瞬時に見極めて、トライを取るための攻め方を思い描いて、攻撃が継続出来る様に行動しているのです。

味方に思い描いたイメージを伝えるための意思表示の言葉なども忘れずにしましょう。

相手防御が沢山いたら、いない場所へ。相手を寄せておいて、スペースを創り出すことも有効です。
寄せて外.jpg

日頃から状況判断をするクセ・訓練をしましょう。
思い通りに行かないこともあります。相手防御が予期せぬ動きをしたり、天候などで思い通りに動けなかったり、意思疎通が上手く行かなかったり。話し合いをして、練習することで上達します。

空間と時間を上手にコントロールして味方に付けて、未来を創り出せるのが、ラグビーです。
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2017年10月28日

プロレス好きなラガーマン

ラグビーをやっている人はプロレス好きな人が多いです。球技ですが、格闘技の要素もあるラグビーなので、ラグビーをやる人は格闘技好きです。

格闘技は沢山ありますが、最強の格闘技はプロレスでしょう。中でも最強の男はアントニオ猪木と言う人が多いでしょう。アントニオ猪木は柔道世界一のウィレム・ルスカ、熊殺しの空手家ウィリー・ウィリアムス、プロボクシング統一世界ヘビー級チャンピオンのモハメド・アリと対戦しています。
INOKI.jpg

モハメド・アリ対アントニオ猪木の対戦は、昭和51年(1976年)なので、小学四年生の頃ですが、テレビでドキドキしながら観ていた記憶が残っています。何故かアリを応援していた様な記憶も残っています。

プロレス好きな人は、プロレス技をかけるのが、大好きです。腕を取って関節を決めたり、首を絞めるチォーク・スリーパーとかを良くします。高校生の体育館で高跳び用のマットやプールでは投げ技の練習をしたりします。

菅平の夏合宿の自由時間に1年生の大原野はマンガ本を読んでいました。宿にマンガ本があるなんて、とても良い宿です。
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大原野が良んでいたマンガは、格闘技・プロレス好きなのかは判りませんが、四の五の六三郎。きっとプロレス漫画の1・2の三四郎をモデルにしているのでしょう。
四の五の六三郎.jpg

1・2の三四郎は、昭和53年(1978年)から昭和58年(1983年)に週刊少年マガジンで連載されていました。主人公の東三四郎は高校一年二年とラグビー部で活躍をしますが、訳あって退部をして柔道部に入り、高校卒業後はプロレスラーとして活躍する物語です。
12の三四郎.jpg

12の三四郎1.jpg
ラグビーの場面は少ないですが、プロレス好きなラガーマンは、はまってしまう内容です。
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posted by RUGBY ALL OUT大好き at 12:39| Comment(0) | ラグビー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする