2017年04月05日

とってもためになる、籠コーチ語録

主人公の祇園がブログを発見しメールをしたのがきっかけで神高のコーチとなる元ラグビー日本代表の籠信吾が登場するのは、5話で校内合宿の初日。

□ラグビーは身体の強さを競うスポーツじゃない
慶常との練習試合に敗れて体力強化をする赤山キャプテンに選手皆の前で、「ラグビーは身体の強さを競うスポーツじゃない。」・・・筋肉バカが多そうな印象のラグビーですが、頭を使うスポーツなのです。 ➡解説頁へ
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ラグビーは頭脳が大事です

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□All Out
物語の題名になっているALL OUT、6話で選手が花園なんて行けないよなぁと、どこか全力で練習に取り組めていない時に、「おまえらAll Outって知っているか? 全て出し切る。おまえらには体力も技術も無い。だが、もし毎日をAll Outする覚悟があるんなら、その気持ちが日本一あるんなら、お前らは花園にも行ける。」午後の練習から選手の意識が変わったのは言うまでもありません。
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□子供にはスタート地点、向かう方角を教えて・・・
8話では、過去の苦い経験により部活から遠のいてしまった顧問の吉田先生に「あなたは教育をしていない、あなたは、彼等によーいドンを言う義務がある。スタート地点を教えて、向かう方角を教えて、よーいドンで背中を押してやる。子供ってのは、それがあって、初めてどこまでだって行けるんだろう。近くにいる大人がそれをしないから、彼等は走り出すことはおろか、スタート地点にも立てないまま3年間を終えることになる。放っておくことが、自主性を養う事にはならない。」とグラウンドに来る様に説得します。
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□レベルの高い人間と共に切磋琢磨
12話の慶常高校との合同練習での挨拶で「レベルの高い試合を観ること、レベルの高い相手と戦うこと、どちらも大事だ。だがそれ以上にレベルの高い人間と同じチームで共に切磋琢磨すること。自身のレベルアップにこれ以上効くものは無い。お互い良く教え合うように。」と合同練習の効果と目的を説明します。
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□がむしゃら
14話では、一年生部員の気田(けた)悠人が退部してしまい、責任を感じて、練習後に悩みグラウンドを走っている赤山キャプテンに「(がむしゃらを)捨てなくて良い。お前をそこまで育てたのは、そのがむしゃらだったんだろう。俺はお前のそのがむしゃらさが好きなんだ。それに安心しろ、次は勝てる気しかしない。そのままで良い、本当に間違えそうになったらいつでも俺が正してやる。一人で抱え込むな、おまえは一人じゃない。」心強い籠コーチの言葉と仲間に赤山キャプテンは勇気付けられます。
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□菅平合宿決起集会
16話の菅平合宿前の打ち合わせで籠コーチの自宅にて、「ったく、有り金はたいて買った家なのに、狭く見えらぁ、こんだけいるとな。そしてこの全員がバラバラに考えて、別々のことで悩んで、ひとつのボールを追って身体をぶつけ合うんだ。そりゃあまとまらないさ。生半可な努力じゃな。だからこそ必要以上に準備がいる。技術習得だけじゃなく、お互いを理解すること、わかり合うこと、良く言うんだ、ラグビーは試合が始まる前に勝敗は決まっている。とな。実際このスポーツは番狂わせが少ない、より準備をした勝ちそうなチームが勝ち、準備の足りない負けそうなチームが負ける。お前らは負けそうなチームか?」、赤山キャプテン「いいえ。」、「死にそうになりながら準備して来たか?」、皆「はい。」、「そうだ、お前らは準備して来た。下地は出来ている。何が通用して、何が通用しないのか、明日からの菅平での試合で見極めろ、いいな。」と部員の士気を高めます。
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□勝敗は試合の前に決まっている
いよいよ菅平合宿の17話、初日は宿に到着後、直ぐにグラウンドでランパスなどの練習を行い、午後の天竺工科高校との練習試合に備えます。「今日の対戦相手は、大阪の天竺工科高校だ。部自体は割と新設の様だが、結果は残している。昨年の府予選ベスト8、大阪は激戦区だ。いきなり少し手強い相手かもしれんぞ。今12:50飯食って、そろそろ向うがアップに来るんじゃないか。奴らがのんびりしていた1時間、てめえらはこんなに汗だくになってランパスしていた。相手は強い。でも少なくともこの1時間分だけは相手との距離が縮まった。自信を持て、昨日話したなぁ、勝敗は試合の前に決まっている。」と選手に自信を持たせます。
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□プレーの方向性を定める
18話、天竺との練習試合が始まり、仲間割れの天竺に対して「天竺の奴らは、個々の技術は大したものだ。皆がそれぞれ良いプレーをしている。それ故により浮き彫りになる。新設校だからこその伝統の無さ、伝統とはチームの性格、チームの性格とはプレーの方向性、プレーの方向性が定まっていない天竺と言うチームに個人技ある優れた選手が集まった。だからチームはまとまらず、衝突する。天竺は今バラバラだ。」と分析。
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□てめえらはそれで良い
ハーフタイムに「どうだ大阪ベスト8は? 良いトライだった。観てて熱くなっちまったよ。てめえらはそれで良い。後半もその調子で行け。いいな。」と褒めて、後半の奮起を促す。
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□仲間を誰よりも速く助けろ
後半途中出場の祇園に対して「仲間を助けろ、誰よりも速く、だがどんなに技術があっても全員を助けるのは不可能だ。見極めろ、助けられるか否か、近くで味方がタックルされたら、その仲間ごと押し込め。走って間に合いそうなら行き、無理そうなら止める。無駄走りは絶対するな。見極めろ、勘に頼れ。お前が1秒速くスイープしてボールを出せば、チームが10m前に進めると思え。もとはもう試合の中でひたすら感覚を磨け。周りの動きを見ろ、周りの声を聴け、試合の流れを感じろ、学べ。」と判り易い指示を与える。
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□もっと喜べ、馬鹿野郎
20話の夕食時、皆にとっての初勝利に「ラグビーの暗黙のルールには、勝ってもあまり喜ぶなと言うのがある。
負けたチームの気持ちを想えと。トライを決めたからと過剰に喜ぶなと言われる。お前の手柄じゃない、ボールを全員でつないで行って、たまたまお前が最後尾だっただけなのだから。と、でもここには神高しかいない、単純に嬉しくないのか?
」、赤山キャプテン「めっちゃ嬉しいです。」、「じゃあ、もっと喜べ、馬鹿野郎。」と、部員は、一気に喜びを爆発させて食事します。
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□子供は驚きを求めている
夕食後に吉田先生と一杯やりに外に出て待ち合わせた天竺の二見コーチに「今回の試合は勉強になったなと子供と同じ目の高さで一緒に驚いてはいけませんよ。指導者は常に子供を驚かせる張本人じゃなきゃならない。親身になって悩みを聞いてくれる言いたいことを言える兄貴の様な存在も良いけれど、それよりも子供は純粋に驚きを求めている。見栄張りましょう、この人に付いて行けば何か起きるかも、そう思うだけで意外と皆、付いて来てくれるものですよ。お互い頑張りましょう。」と励ます。
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□いざと言う時、強い
21話でFB貴船が祇園にゴールキックの際におまじないをしている話をしている時「良い話だな。常に冷静に物事を考え、ストイックに行動するやつよりも必死で常に何かに怯えているやつの方が、いざと言う時、強いものだ。それに、そのおまじない嫌いじゃない。」と応援する。優しいです。心の目で取れとハイパント・キックを蹴る。
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□戦え、最後の一瞬まで全力で
25話、嶺蔭に追いつかれてコンバージョンで逆転されて、インゴールで落ち込む選手に「何をしょぼくれた顔をしている、さっきまでの満ち溢れた表情はどうした?、日本代表のパスだぞ、キャッチ出来るじゃないか、お前らはまだ戦える。戦え、最後の一瞬まで全力で。」と励ます。
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posted by RUGBY ALL OUT大好き at 09:14| Comment(0) | 指導者 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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