2017年07月24日

必殺タックル

〇タックル
タックルは相手の攻撃を止める為のディフェンスが出来る唯一の方法です。ボールを持って走って来る相手に向かって、勇気を持って身体を張ってタックルします。相手の身体の大きさ、自分の身体の大きさ、陣地、攻められている状況によって、タックルに行く場所、足首目がけて倒しに行くのか、短パン目がけて仰向けに倒すのか、身体全体を捕まえてボールを抑えに行くのかなど様々なタイプのタックルがありますが、大事なのは相手より強い気持ちでぶつかることです。当たる肩と同じ側の足を踏み込むと強く当たることが出来ます。足を前に踏み込むことで身体が自然に前に出るので強く当たれるのです。飛び込んでしまっては強い当たりは出来ません。
タックル.jpg

良くタックルに行けなくてと言う小学生の親から相談されましたが、タックルを出来ない、外されると言うことは、タックルが出来る場所まで行けていると言うことですから安心して下さい。子供なりに状況を見極めてボールを追いかけているので、あとは気持ちだけです。その時が来たら、タックル出来る様になります。

〇褒める
やる気スイッチは褒めると良いみたいです。タックル出来なかったら、叱るのでは無くそこまで行けたことを褒めてあげて、布団の上とかで足にタックルさせて、倒れてあげるのと、強いなぁと大げさに褒めてあげてみて下さい。自信が付くとやる気スイッチが入るものです。


ボールを持っている相手も黙ってタックルされにはやって来ません。タックルをかわしたり、当たりに来たりします。当たって来る相手には、タックルも負けない様に前に出て強く当たりましょう。

ステップを切ってかわしてくる相手の正面に立ってはいけません。左右両方にかわせるスペースを作ってしまうので、内側から間合いを詰めて外側にかわす様にスペースを空けるとタックルに入る場所が限定されます。

勇気を持って踏み込んで相手を倒しましょう。
タックル.png

❢注意❢
危険なタックルはペナルティ反則を取られてしまいます。
ハイ・タックル:首から上へのタックルは危険です。
かちあげる:足を地面から持ち上げると危険です。
タックルして良いのは、ボールを持っている人だけ
ノー・ボール・タックル
※イエロー・カードになる場合もあります。
High Tackle.jpg



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2017年07月22日

不思議なドロップ・ゴール

ラグビーを見始めた人が必ずと言って良いほど不思議なものとして得点のDGって何?です。私も過去に何回も質問されました。DGとはドロップ・ゴールDrop Goalのことです。得点は3点入ります。

プレー中にいつでも、何処からでも狙うことが出来ます。但しフリー・キックの後は一旦ボールを持ったプレーヤーが相手のプレーヤーと接触してからでないとドロップ・ゴールは認められないと言うルールがあります。

ボールは地面にバウンドさせてキックします。ボールがポールの間を通れば得点です。私はかれこれ35年間ラグビーと係わっていますが、未だにドロップ・ゴールをしたことはありません。

決めた人から聞くと、相手との得点差とか残り時間を考えて、隙があったら、狙うみたいですね。

ラグビーのワールドカップでも劇的なドロップ・ゴールが数多く決められています。中でもイングランドが北半球勢として初優勝をしたオーストラリアのワラビーズとの決勝戦で延長戦にもつれ込み、決勝点となった利き足と反対の右足で決めたドロップ・ゴールが印象的でした。2003年の第五回大会でオーストラリアで開催されました。

神高の一年生、スタンド・オフの大原野は慶常高校との練習試合にて潰しに来る相手に暑苦しいとスマートにドロップ・ゴールを決めちゃいます。射程距離は22mラインの周辺で30m位でしょうか。
DROP KICK1.jpg

タックルに行く相手プレーヤーからすると短パンめがけて走っていると、止まってキック・モーションに入るので、低い姿勢から、ボールをチャージしに行く為に身体を起こさないといけないので、反応が少し遅れてしまいます。蹴ると判っていてチャージに行く場合と少しディフェンス側の勝手は違うのです。

ドロップ・ゴールを決められるとディフェンス側は得点よりも、決められた余裕があったことでの落胆とダメージが大きいです。
DROP KICK.jpg



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2017年07月18日

アフター・マッチ・ファンクション

アフター・マッチ・ファンクションはラグビーの大事の要素で独特の文化です。試合後の交流会のことです。
After match fanction.jpg

大学生になると試合後にシャワーを浴びてネクタイにブレーザー姿に着替えて軽食を食べながらビールを飲みながらお互いの健闘を称え合います。社会人、トップリーグ、国と国とのテスト・マッチの後にもアフター・マッチ・ファンクションがあります。

大まかな流れは、レフリーによる乾杯、お互いに歓談しながらビールを飲み、軽食をつまみます。両チームのキャプテンのスピーチと相手を称えるエール、Three cheers for 〇〇 rugby football team Hip! Play!, Hip! Play!, Hip! Play!と英語でエールを送ったりします。意味は〇〇ラグビー部に万歳三唱みたいな感じです。

小学生のラグビー・スクールでも交流試合でアフター・マッチ・ファンクションをしたことがありました。試合終了後にお互いに向き合って座り、レフリー(指導者)が試合の感想を言って、お互いのチームのキャプテンが感想を一言づつ言って皆で握手をします。キャプテンのリーダー・シップと責任感を養うのとお互いが相手の顔を見て握手するので、将来又出会ったりするかも知れないので、良い習わしだと思いました。

高校生ではあまりアフター・マッチ・ファンクションは聞きませんが、神高は慶常高校との合同練習後に校舎内で一緒におにぎりを食べながらアフター・マッチ・ファンクションをしていました。ポジション毎に集まって交流が深まるので、とても良いことだと思います。試合が終わればノーサイド、お互いの健闘を称えて友達になれます。ラグビーならではの素晴らしい文化です。
After match fanction1.jpg



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