グラウンドやテレビで観るラグビーの試合中に倒れた選手がいると、やかんを持った人が走って近付き、頭だとか足とかに、水をかけると元気になって試合に復帰する不思議な光景から魔法のやかんと呼ばれていました。
当時は練習中の水飲みは出来ませんでした。練習の途中にある休憩中にだけに許されていましたが、必ずと言って良いほど指導者やキャプテンから、「あまり水飲むなよ」との注意がありました。
こう言った光景はラグビーに限らず野球・サッカーなどのスポーツ、体育会系はもちろん、ブラスバンドにおいても同様に練習中の水飲みは禁止でした。
辛いことに耐える精神修行的な部分と水を飲み過ぎてお腹がふくれてしまい、走ったり、動けなくなってしまわないためだと思われます。
試合においてもハーフ・タイムにだけ水を飲めました。
試合中にぶつかって身体を傷めたり、頭を打ってボーっとした時にやかんを持って水をかけられるとひんやりとして、意識がはっきりとします。
少し時間が経つので痛みが治まるので、魔法のやかんに入っているのは、ただの水道水です。でも水をかけられた人だけは試合中であっても水を飲むことが許されました。倒れるほど頑張った選手へのご褒美です。
うめちゃんの解説では、
魔法のやかんとは、何か、皆、やかんの水浴びると元気になるんだよね。
持ち運びの容易さで、プラスチック製のポリ・タンクに置き換わったり、マイ・ボトルの様にプラスチック製の1ℓボトルになりましたが、今でもほとんどのラグビー部に一個、やかんが用意されています。
👇やかんの購入はこちらから
ライバル校
菅平での対戦校
ラグビー関連のお店
菅平
スポーツ店
指導者
籠コーチ
吉田先生
練習方法
ポジション
ルール
友達編